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2017年08月30日

早川町オートキャンプ場・夏 -その③-

2017.8.5~9 早川町オートキャンプ場でファミリーキャンプしてきました。







その①はコチラ
その②はコチラ









昨夕から降り始めた雨は明け方に一旦上がったようです。

早川町オートキャンプ場・夏 -その③-
早川町オートキャンプ場・夏 -その③-
早川町オートキャンプ場・夏 -その③-



柔らかい陽射しが嬉しいですね~


早川町オートキャンプ場・夏 -その③-

湿度はあるものの涼しい朝です。
このまま好天が続いてくれるとイイのですが…






天気予報ではヤツが近づいている、おまけに通過して行っちゃうかも?!とのことなので、動けるうちにガッツリ動くことにしました。
予定では



先ずは腹ごしらえを外食で

開店と同時に食材の買い出し

サッパリとしたいので温泉♨

前回の復習:民俗資料館




です。



早川町には気軽に朝食をとれるファミレス的なお店はない(と思われる)ので、ドライブがてら少し足を延ばします。
富士川町にガストを発見。

が、駐車場に車が止まってないので不安を感じます。
恐る恐るドアを開けると「いらっしゃいませ(^^)ガストへようこそ♩」と元気良いいつものセリフが聞けました(^^;;
完全貸切です。
ファミレスの貸切…正直、緊張します(^^;;



各自、食べたいものを注文。
あっという間に完食です!!

早川町オートキャンプ場・夏 -その③-







朝食を済ませると早々に早川町へ戻ります。
いつものSELBAさんで食材、飲み物を補充します。


一旦、食材を下すためキャンプ場に戻りますが、クーラーボックスに納めたら、すぐ出発!!
温泉タイムです。
早川町には多くの温泉が湧いていますが、やっぱり1番のお気に入り西山温泉・湯島の湯さんを訪れます。


こちらの源泉掛け流し・加水・加温なしのお湯は最高です(≧▽≦)
営業開始直後&天候不安定だったからか、お風呂も貸切り!!
言うことないッス!!
1時間、ゆ~~~ったり手足を伸ばしてリラックス。
再起動完璧です!!





温泉を出たのが11:00過ぎ。
この頃から、再び、パラパラと雨が降り始めました。
やっぱり、予報通りなのか…




雨が気になったものの、降ったり止んだりだったので予定通り、更に奥へと車を進めます。


途中、以前から気になっていた湯島の大杉を訪れてみることに。
この巨木は県の天然記念物に指定されているとのこと。
県道からはその姿が見られない、というか、見つけられなかったのですが、発見すると度肝を抜かれるほどの巨木でした(゚Д゚;)

早川町オートキャンプ場・夏 -その③-


イマイチ、その大きさが分かりにくいかな?
では、これでいかがでしょうか?


・・

・・・

・・・・



















ドーン!!

早川町オートキャンプ場・夏 -その③-


横に立った長女。身長130cm強でございます。
伝説によると樹齢は1000年以上。かつては2本生えていたそうですが、90年ほど前に1本は火災(放火らしい)で焼失してしまったそうです(涙)
周囲も鬱蒼と杉の木が茂っているので、県道からは目視できなかったんですね~
正直なところ「別に見なくてもイイじゃん…」と思ってましたが、いや〜、そんな考えを見事に覆されました。







車に戻って、更に北上。
早川町の最奥地、奈良田地区に到着。


前回、早川町に伺ったときにたまたま来館した歴史民俗資料館をもう一度観たくてやって来たのです。





こちらの奈良田地区。かつては陸の孤島とよばれるほどの奥地で、それ故に風習から方言に至るまで独特の文化が色濃く残っているそうです。
昭和30年までは焼畑農業で生計を立てておられたそうで、農耕具はもちろんのこと、衣食住の全てを自給自足で賄うのが当たり前というかつての山の暮らしを教えてくれるのが、こちらの資料館です。




前回はサラッとしか観られなかったので、今回は時間を掛けて観せていただきました。
興味の有無はあると思いますが、とても勉強になる資料館ですから、一見の価値はあります。








資料館を出るころには、本降りの雨となっていました。
が、ヤツ特有の降ったり止んだりな雨です。
止んだ瞬間を逃さず駐車場に戻り、来た道を戻ります。



キャンプ場に戻る途中でそば処アルプスさんで遅めの昼食をいただきます。
地元のお母さん達が打つ手打ち蕎麦は、素朴で温かい味わいで私のお気に入りです。




食事の間に外は土砂降りの大雨となりました。
やっぱり、ヤツがやって来たのです((((;゜Д゜)))


ヤツとは…















台風5号=ノルー
早川町オートキャンプ場・夏 -その③-










です。
発生してからパワーを溜め込んだまま停滞・迷走を続け、進路予測が難しかったノルーが、見事に早川町を暴風域に巻き込む模様。
ったく、タイミングが悪過ぎんだよ٩(◦`~´◦)۶
逆にタイミングが良いのかもと疑いたくなります…






アルプスさんを出るときには、バケツを引っくり返したような降り方です。
サイトの状態が非常に気になります…
早いとこ戻りましょう。






キャンプ場に戻ってサイトに確認すると…














ダメです_| ̄|○ il||li











完全にテントが浮き始めております。
タープの傾斜を修正しなかったので、テントの出入口前に雨水が落ちてくることに。

早川町オートキャンプ場・夏 -その③-


※その日の朝撮影



その雨水をテントが堰き止めてしまって、逃げ場を失った雨水が湖を造っておりました。
時すでに遅し


幸い、今のところ浸水はしていないようですが、これからが本番の大雨。
現状でも台風が近づいていることを如実に表すような降り方。
テント周りをもさパパと一緒にチェックしましたが、傘を差していてもビショ濡れになってしまいます。
横からとか背中がとかではなく、傘から漏れるように上から濡れてきます。




既に撤収作業は出来ません。
かと言って、こんな状況でのテント泊は、さすがに躊躇われました。
きっと、雨音の大きさに怯え、底面からの浸水・染みこみが気になり落ち着かない夜を過ごすことになるのは間違いない!!
子どもたちもテント泊に耐えられないと思います。トラウマになるかも…




とにかく、今できることを!!と、もさパパがテント周りに溜まった水を逃がす方策を考えます。
余分のペグを使ったり、アルミの折り畳みすのこを畳んでテント下にかましたりして、テントの四周をグランドシートごと持ち上げ、これ以上、端部から雨水がテント下に回らないようにしました。




そうすると、これまで溜まる一方だった雨水が少しずつ移動していきました。
とは言っても、降り方の方が勝っているので完全に捌けることはありません。




タープ下に設えていたギアの数々は事前に車に避難させていたので、現段階でこれ以上のことは出来ないと判断し、今は管理棟へ避難することとしました。

早川町オートキャンプ場・夏 -その③-









数組おられたキャンパーさんも同じく管理棟に避難なさってました。
管理人さんもこのような非常事態になることを予測しておられたので、隣接するイベントホールを避難所として開放してくださいました。
雨が小康状態の時を狙って、ラグと寝袋を持ち出しました。
インフレータブルマットまでは無理でしたので、テント内に残すことにしました。

早川町オートキャンプ場・夏 -その③-


早川町オートキャンプ場・夏 -その③-



頑丈な屋根・壁・床に囲まれた空間に入るとすごく安堵しました。
今、記事を書きながら改めて早川町オートキャンプ場に滞在していて良かったと思います。
他のキャンプ場では、避難することもままならず、不安しかない状態で過ごすこととなったでしょう。
ここまで対応していただけたことに心より感謝しております!!










外の状況はと言いますと、雨が強くなったり弱くなったりを繰り返しながらも、ガッツリと降り続いています。

早川町オートキャンプ場・夏 -その③-


早川町オートキャンプ場・夏 -その③-


早川町オートキャンプ場・夏 -その③-



水煙に曇ってテントも霞んで見えます。
夕方になって、早川町に短時間大雨警報が発令され県道は通行止めとなりました。
他のキャンパーさんは、キャンプ場に戻る途中に土砂崩れに遭遇し、被害はなかったものの、しばらく足止めを食らったとのことでした。
ということで、完全に身動きが取れなくなりました。




管理棟で皆さんと過ごしていると安心感が湧いてきます。
ただ、我が家の娘たちが賑やかしかったので、皆さんにはご迷惑をお掛けしたかもしれません。
申し訳ありませんでしたm(_ _)m


激しく降る雨にも少し慣れてきました。
今のところ、強風が吹いてないのでテントやタープが倒壊することもなさそうです。





遅めの昼ご飯だったとはいえ、辺りが薄暗くなってくるとお腹も空き始めます。
今回のキャンプではグリル料理を堪能すると決めていたので、BBQの準備しかしていません。
朝の買い出しの際にも非常食となるようなカップラーメンの類は買ってなかったので、食事らしい食事を準備することが出来ませんでした。
体が温まるような食事を子どもたちにさせてあげたかったのですが…ゴメン!!
子どもながらも、この非常事態がよく分かったのでしょう。
文句ひとつ言わず、お菓子を食べることで満足してくれました。
今後は使う使わないは別にしても、子ども分の非常食は携帯しておこうと思いました。



イベントホールに早めに落ち着いた我が家。
思いがけず広々とした寝床に子どもたちは大喜び(^^;;
他の方が来るまで!!という条件で、しばらく、遊ばせました。





その間、私の現状を知った、キャンプ仲間や職場の方から安否確認のメールをいただきました。
ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。
が、メールをいただいて本当に温かい気持ちになれました。ありがとうございました。





相変わらず雨は降り続いています。
雨はいつまで?強風は吹くの?
iPhoneで気象情報と睨めっこしつつ、眠れぬ夜を過ごしました。
ちなみに子どもたちは囲いのないスペースで縦横無尽に爆睡してました(^^;;











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